- 料金目安
- 25,300円〜
- 運営形態
- 弁護士事務所
- 特徴
- 退職通知、有給消化、離職票等の取り寄せ、残業代・退職金請求の案内。対応範囲はプラン別。
月別 退職タイミング
8月退職は休暇と有給を組みやすいが、手続き遅延に注意
先に結論
8月末退職の主なデメリットは、お盆明けの申出では有給と引継ぎの日数が足りなくなることです。2027年8月17日から31日までの平日は11日で、有給10日を取ると引継ぎは1勤務日だけです。メリットは、夏賞与を6月・7月に受給済みで会社が8月13〜16日休業なら、その休業日を有給から減らさず、残る勤務日に有給を組んで8月31日まで在籍できることです。
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8月末退職のデメリット
-
お盆明けの申出では有給と引継ぎを両方入れにくい
2027年8月17日から31日までの平日は11日です。有給10日を使うなら引継ぎに残るのは1勤務日。法律上の期間だけでなく、引継ぎを含む予定としては7月中に相談する方が日数を確保できます。会社独自の夏季休業も差し引きます。
-
夏季休業で会社からの書類受領が遅れることがある
会社が8月13〜16日休業の例なら、退職前に確認したい離職票の送付先や保険の資格喪失証明書の担当者への連絡が止まります。一方、お盆自体は国民の祝日ではなく、役所が一律に休むわけではありません。8月11日の祝日と土日、各窓口の開庁時間を別に確認します。
-
8月末まで働くと8月分の保険料は現職で発生する
8月31日退職は9月1日喪失なので、8月分の健康保険・厚生年金は現職の対象です。お盆前の15日退職なら現職分は7月までが原則ですが、16日から国保・国民年金等へ切り替える負担があり、休暇中だから無料になるものではありません。
出典:健康保険法36条(資格喪失日) / 日本年金機構:退職した従業員の保険料の徴収 / 日本年金機構:退職後の国民年金
8月末退職のメリット
-
6・7月の夏賞与を確認してから8月末を選べる
会社規程上の夏賞与が6月や7月支給で、在籍要件を満たして受け取っていれば、その手取り額を把握して8月末の日程を判断できます。8月末以降に支給する会社では結論が変わるため、「夏賞与後」の意味を自分の支給日で確認してください。
-
9月1日への切替まで8月いっぱい在籍できる
「8月いっぱいで退職」は退職日を8月31日とする意味で整理します。最終出社が盆前でも、有給で31日まで在籍するなら保険資格は続きます。9月1日から次の勤務先で加入する条件なら、休暇と社会保険の切替を分けて組み立てられます。8月30日退職なら資格喪失は8月31日で、8月分は国保・国民年金等で負担します。
月末退職と月の途中(15日など)で退職する場合の違い
下表は、退職月より前から会社の健康保険・厚生年金に加入し、退職後は再就職・扶養入りをせず、国保・国民年金第1号へ切り替える20歳以上60歳未満の人を想定しています。同じ月に入社・退職する場合は別途確認が必要です。
| 退職日 | 資格喪失日 | 社会保険料の対象月 | 住民税(各退職月分まで徴収済みの例) | 給与の日割り(仮定の計算例) |
|---|---|---|---|---|
| 8月15日 | 8月16日 | 現職は7月分まで。16日から国保・国民年金等に移り月末も加入なら、8月分はそちらで負担(厚生年金の加入期間は7月まで)。 | 9月〜翌年5月分(残り9か月)は普通徴収、申出で一括徴収、または転職先で天引き継続。一括には給与等が残額を超える等の条件あり。 | 月給30万円を暦日で按分する規程なら、30万円×15日÷31日。実際は会社の賃金規程による。 |
| 8月30日 | 8月31日 | 現職は7月分まで。31日から国保・国民年金等に移り月末も加入なら、8月分はそちらで負担(厚生年金の加入期間は7月まで)。 | 9月〜翌年5月分(残り9か月)は普通徴収、申出で一括徴収、または転職先で天引き継続。一括には給与等が残額を超える等の条件あり。 | 月給30万円を暦日で按分する規程なら、30万円×30日÷31日。実際は会社の賃金規程による。 |
| 8月31日 | 9月1日 | 現職で8月分まで負担。9月分から次の加入先へ。 | 9月〜翌年5月分(残り9か月)は普通徴収、申出で一括徴収、または転職先で天引き継続。一括には給与等が残額を超える等の条件あり。 | 月給30万円で欠勤等がなければ月額分。最終振込額は税・保険料などの控除後。 |
| 9月15日 | 9月16日 | 現職は8月分まで。16日から国保・国民年金等に移り月末も加入なら、9月分はそちらで負担(厚生年金の加入期間は8月まで)。 | 10月〜翌年5月分(残り8か月)は普通徴収、申出で一括徴収、または転職先で天引き継続。一括には給与等が残額を超える等の条件あり。 | 月給30万円を暦日で按分する規程なら、30万円×15日÷30日。実際は会社の賃金規程による。 |
8月15日退職では8月16日から新しい保険資格が必要です。「お盆休み中だから8月31日まで現職の保険を使える」という扱いにはなりません。
退職日の翌日が資格喪失日で、現職の通常の保険料は資格喪失月の前月分までです。国保・国民年金以外に任意継続や家族の扶養という選択肢もあり、負担は加入条件で変わります。給与の日割りは会社の賃金規程によるため、表の30万円は計算方法を示す仮定です。実際の給与・税額・保険料の見積りではありません。
保険・住民税の根拠は公的出典一覧へ。最後の給与明細では、控除された日と保険料・税金の対象月を分けて確認してください。
8月末に辞めるにはいつ言う?
8月末退職について、下表は無期雇用の申入れから2週間で退職する場合と、有給10日・引継ぎ10勤務日を確保する場合を分けています。最短の申出日まで待つと、表の引継ぎ日程は確保できません。
法律上の最短日は、民法627条による期間の定めのない雇用の例で、申出が会社に届く日です。休日に当たる場合は到達を確認できる方法を選ぶか、前の営業日に伝えます。有期契約にはそのまま適用しません。就業規則の「1か月前」等の手続きも確認し、規程に合わせて目安日を早めてください。
日程の目安は「退職日 → 有給10日分の勤務日 → 引継ぎ10勤務日 → 申出」の順で逆算した編集部の例です。有給は法律上の2週間と重なることもあり、その2週間に別途10日を足す意味ではありません。
8月11日は山の日です。会社が8月13〜16日を夏季休業とする例では、その日を有給にも引継ぎにも数えません。2027年は7月30日から引継ぎを始め、有給10日を8月18〜31日に置きます。
| 年 | 法律上の最短の申出日 | 有給・引継ぎを入れた目安の申出日 | 引継ぎ10勤務日 | 有給10日 | 退職日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2027年 | 8月17日(火) | 7月29日(木) | 7月30日(金)〜8月17日(火) | 8月18日(水)〜8月31日(火) | 8月31日(火) |
土日祝休みの例です。8月13〜16日は会社の夏季休業と仮定しています。休日は有給・引継ぎの10日に含めません。引継ぎ欄の最終日が最終出社日の例です。会社独自の休日、シフト、有給残が違う場合は勤務表で組み直します。
2028年の祝日は内閣府の祝日CSVで未公表のため、逆算表は2027年のみ掲載しています(2026年10月11日確認)。
根拠:民法627条 / 厚生労働省の退職ルール / 労働基準法39条 / 内閣府の祝日一覧
8月退職での退職代行の推奨度・必要性
8月はお盆休業中に会社の担当者が不在なら、代行を使っても書類の発行が即日になるとは限りません。休業前に自分で退職意思と連絡先を伝えられるなら利用は必須ではありません。直接の連絡が大きな負担で、休業前の伝達を第三者に任せたい場面では検討でき、退職日・有給の交渉も頼むなら運営形態の確認が必要です。
8月退職のFAQ
お盆明けに言って8月末で退職できますか?
無期雇用なら2027年8月17日(火)に申し出て2週間が8月31日に満了するのが民法627条の原則です。ただし会社の1か月前等の手続きと有給・引継ぎ日数は別に確認します。2027年8月17日から月末までは平日11日しかなく、有給10日と引継ぎ10勤務日を両立させる例には足りません。7月中からの相談、または会社との日程調整が必要です。
8月いっぱいで退職なら最終出社も8月31日ですか?
退職日と最終出社日は別です。残っている有給を退職前の勤務日に取得するなら、最終出社は前に寄せられます。「8月31日退職・有給開始日・最終出社日」をそれぞれ会社に伝え、夏季休業日を有給日数に含めないよう確認します。
お盆の間はハローワークも休みですか?
お盆期間そのものは国民の祝日ではありません。通常の平日窓口と、8月11日・土日などの休業を区別します。雇用保険手続きと職業相談では受付時間が違う場合があるので、管轄窓口の案内で確認してください。会社の休業で書類が届かない場合は会社側への確認も必要です。
8月退職で9月を休養に使うなら失業給付を見込めますか?
休養だけで就職する意思や能力がない期間は基本手当の対象になりません。求職中でも手続き後に通算7日の待期があり、2025年4月1日以降の正当な理由のない自己都合退職は原則1か月の給付制限があります。過去5年間に同様の自己都合退職で2回以上受給資格決定を受けた場合などは3か月です。9月の生活費へすぐ入る前提にはしません。
秋に再就職する場合、8月の源泉徴収票はいつ依頼しますか?
お盆前に給与担当へ発行・発送予定を聞き、退職後に受け取った前職の源泉徴収票を秋の新勤務先へ提出します。お盆休業で発送が遅れたまま未受領が続くと、年末調整の締切に間に合わないおそれがあります。前職給与を確認できなければ新勤務先で年末調整できないため、届かない場合は早めに発行状況を確認します。
退職候補日の手取りを比較
計算に使った公的情報・規則(2026年9月27日確認)
参考にした公的情報
本記事では、制度・法令に関わる説明について以下の一次情報を参照しています。個別の判断が必要な場合は、各窓口または専門家へ確認してください。
- SI-01 勤務先の社会保険の発生月 確認日 2026-09-27。厚生年金保険法14・19・81条、健康保険法36・156条。前月以前から加入する会社員。退職翌日に資格喪失、喪失月の前月まで。給与控除月とは異なる。
- LEAVE-01 有給休暇の賃金と所定労働日 確認日 2026-09-27。労働基準法39条9項。平均賃金・通常賃金・協定による標準報酬日額。平日モデルは本ツールの仮定で法律上の休日判定ではない。買取額・追加収入ではない。
- HOLIDAY-01 祝日・振替休日・国民の休日 確認日 2026-09-27。内閣府公式CSV。土日祝休みを仮定。会社休日12/29〜1/3は別設定。2028年以降の祝日は未収録。
- BONUS-02 資格喪失月の賞与保険料 確認日 2026-09-27。留意事項(6)。資格喪失月に支払われた賞与は健康保険・厚生年金保険料の対象外。同月得喪は例外(本ツール対象外)。標準賞与額は千円未満切捨て。
- BONUS-01 賞与の在籍要件 確認日 2026-09-27。労働契約・就業規則・労使合意。大和銀行事件(最一小判昭57.10.7)の説明。支給日在籍の一般化や受給確約はしない。基準日在籍は入力された会社規定を評価する。
- TAX-02 普通徴収の納期・端数 確認日 2026-09-27。横浜市税条例:千円未満の端数等は初回納期に合算。普通徴収の各期額・納期は自治体通知書で確認。月別図は準備額であり均等な納期額ではない。
- TAX-01 住民税の退職時徴収 確認日 2026-09-27。地方税法321条の5第1・2項。6月〜翌5月徴収。1〜4月異動は5月末までに支払う給与等が残額を超える場合に残額徴収。6〜12月は申出。継続徴収の扱いは給与担当へ。5月は最終月。e-Gov法令API本文も取得。
- HEALTH-01 協会けんぽ任意継続の標準報酬月額上限 確認日 2026-09-27。健康保険法47条。退職時の標準報酬月額と、前年9月末の全被保険者平均に基づく等級の低い方。保険料の上限額ではない。健保組合に流用しない。
- HEALTH-02 任意継続の加入条件・期限 確認日 2026-09-27。健康保険法3条4項・37条。継続2か月以上。退職翌日から20日以内(郵送必着)。20日目が土日祝なら翌営業日。ツールは暦上20日目を安全側の準備目安にする。
- HEALTH-03 任意継続の同月得喪 確認日 2026-09-27。健康保険法156条3項。喪失月不算定は前月から引き続き被保険者である場合。同月取得・喪失は加入月1か月分。再就職日に新保険へ加入する想定。e-Gov法令API本文取得。
- NHI-01 国保の加入・脱退届 確認日 2026-09-27。国民健康保険法9条、同施行規則の資格取得・喪失届。原則14日以内。必要書類・実際の納期は自治体へ。
- UI-01 基本手当の賃金日額と概算給付率 確認日 2026-09-27。雇用保険法16・17条。賞与等を除く離職前6か月賃金÷180。UI-02の賃金帯別逓減式・年齢別上限を適用する推計。
- UI-02 2026年8月改定の基本手当日額上下限 確認日 2026-09-27。雇用保険法18条。令和8年7月31日厚労省発表、参考1(9ページ)の賃金帯別計算式。1円未満切捨て。給付対象日ごとに有効期間判定。
- UI-03 待期と自己都合の給付制限 確認日 2026-09-27。雇用保険法21・33条、民法143条(暦月)、厚労省Q20。受給資格決定から失業状態で7日。2025/4/1以降離職は原則1か月、以前は2か月。過去5年2回以上の自己都合による受給資格決定・重責解雇は3か月。教育訓練等の解除はハローワーク確認済みの選択のみ。
- PENSION-01 国民年金第1号への切替と月末区分 確認日 2026-09-27。国民年金法7・11・11条の2。国内居住20歳以上60歳未満、再就職月末に第2号ならその月の第1号保険料不要。第3号の認定は配偶者の勤務先へ。
- PENSION-02 国民年金の通常月額 確認日 2026-09-27。国民年金法87条。令和8年度17,920円、日本年金機構「国民年金保険料の前納」の2年前納の計算例に令和9年度18,290円を明記。免除・猶予・前納・付加保険料は別。
- PENSION-03 国民年金切替届の目安 確認日 2026-09-27。国民年金法12条・同施行規則。日本年金機構の加入手続き案内:退職翌日から14日以内。休日の窓口受付は確認。
- PENSION-04 国民年金の納付期限 確認日 2026-09-27。国民年金法91条。通常納付は対象月の翌月末、土日祝・年末年始なら次の金融機関営業日。図は負担発生月に積み立てる予算、実際の納付月は編集する。
まとめ:退職日を決める前の確認
会社の賞与規程・有給残・最後の給与明細をそろえ、8月末と月途中の退職で比較してください。体調や安全のために早く離れる必要がある場合は、受取額だけで退職日を遅らせず、会社への相談や公的な労働相談を検討してください。
次の一手
会社に伝えにくい場合の相談先・退職代行の比較
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