弁護士型と民間型の退職代行を比較|費用と対応範囲の違い

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弁護士型と民間型の退職代行を比較|費用と対応範囲の違い

連絡だけなら民間型、法的な請求・反論への対応なら弁護士型を比較する

退職の意思を会社へ伝えるだけで足りるなら民間型が候補になり、未払い請求や損害賠償などの法的問題を抱えているなら弁護士型の受任範囲を確認します。両者は価格だけでなく、会社から反論された後に誰が何をできるかが違います。

弁護士型にも低い入口料金があるため、「安いから民間型」「弁護士ならどんな依頼も同じ料金」とは決められません。本人が求める作業を揃えたうえで、それぞれの見積もりを比較します。

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比較項目民間型弁護士型
退職意思の通知主な依頼内容受任範囲に応じて対応
希望の伝達有給・書類などの希望を取り次ぐ範囲を確認伝達と交渉の範囲を委任契約で確認
会社との条件交渉法律上の交渉を当然に頼めると考えない受任した範囲で対応
未払い請求連絡・確認と法的な請求を区別する対象、成功報酬、実費を確認して依頼
損害賠償・裁判民間の連絡代行だけで対応できると判断しない別プラン・別委任を含めて確認
費用通知だけなら比較しやすい入口料金と紛争対応の費用を分ける
会社から本人への連絡窓口一本化の依頼と、連絡時の共有先を確認弁護士を窓口にする範囲を確認

弁護士又は弁護士法人でない者が、報酬を得る目的で法律事件に関する法律事務を業として取り扱うことは、原則として禁止されています(弁護士法72条)。個別の対応が何に当たるかは事情によるため、この記事だけで特定サービスを違法と断定するものではありません。

弁護士監修と、弁護士が代理人になることの違い

監修は、本人の依頼を弁護士が受任して会社との窓口になることと別です。契約相手、会社へ通知する名義、法律問題が生じた際の担当者を確認してください。

例としてJobsは、弁護士監修の民間型(交渉は提携労働組合への加入で対応)です。基本27,000円(税込)、組合同時加入は計29,000円、後から加入すると計31,000円と確認しています。監修があるため基本料金のまま弁護士が交渉する、という説明にはなりません。

労働組合による交渉も選択肢ですが、弁護士の代理とは別の形態です。労働組合は組合員等のための交渉権限を持ちます(労働組合法6条)。有給や退職日の調整が中心なら、弁護士型と労働組合型の比較も判断材料になります。

確認料金は民間型15,000円から、弁護士型22,000円から

以下は2026年10月9日に公式サイトで確認した入口料金の例です。市場全体の平均ではなく、各契約の条件を示しています。

形態・候補確認した料金費用に関わる範囲
民間型・EXIT15,000円(税込)交渉は行わず通知・連絡に徹する
民間型・Jobs基本27,000円(税込)組合同時加入で計29,000円、後から加入すると計31,000円
民間型・ニコイチ27,000円(税込)勤務先への連絡、有給サポート、2か月フォロー
民間型・辞めるんです27,000円(税込)退職連絡、有給サポート、退職日決定後の支払い
弁護士型・フォーゲルライト22,000円(税込)引継ぎ連絡は本人。会社からの連絡へ60日間対応
弁護士型・ガイア25,300円(税の扱いは要確認)「退職を伝えるのみ」のプラン(公務員・業務委託・役員は対象外)。55,000円・77,000円プランもあり
弁護士型・退職110番43,800円(税込)内容証明込み。金銭回収などは別報酬

出典:EXIT、Jobs、ニコイチ、辞めるんです、フォーゲル、ガイア、退職110番。

川越みずほとSARABAは現行総額が要確認のため金額を示していません。掲載終了の候補は推奨に含めていません。料金表の安い順ではなく、同じ作業を頼むといくらになるかを公式に聞きます。

PR / サービス比較

依頼する前に、2社の条件を比べる

紹介する順番には、提携先(広告)を優先する場合があります。対応範囲と必要な手続きを確認して選びます。編集方針

料金・追加費用・対応範囲・後払いの比較。契約前に公式窓口で条件をご確認ください。
相談先 / 運営形態料金目安・追加費用対応範囲 / 後払い
フォーゲル綜合法律事務所

弁護士型

公式で条件を見る ↗
22,000円〜

ライト22,000円、スタンダード25,000円、あんしんプラス55,000円(税込)。ライトは引継ぎ連絡を本人が行う。出張・裁判等は別途相談。

弁護士による退職通知・必要書類の請求。ライトでは会社からの連絡を60日間対応。

後払い:あり(審査あり)。2回分割も案内。

退職110番

弁護士型

公式で条件を見る ↗
43,800円〜

基本43,800円(税込・内容証明郵便込み)。金銭回収の報酬20%、労働審判25%、裁判30%(各税別)。審判・裁判は期日ごと2万円(税別)の記載あり。

有給取得、未払金請求、社宅・借入金返済等の交渉。個別費用は見積もり。

後払い:公式で要確認

2026-10-09に確認した掲載データに基づきます。料金・追加費用・税の扱い・利用条件は各社で異なります。すべての相談先を見る →

安さを優先して民間型を検討できるケース

会社に退職の意思が伝われば手続が進む見込みがあり、法的な請求を任せる必要がなく、本人の課題が上司への連絡の負担にある場合は、通知中心の民間型が候補になります。

有給を取りたい場合も、希望を伝えることと、会社が反対した後に交渉することは別です。まだ反対されていない段階でも、拒否されたときの案内と追加費用を確認します。会社の反応を予測して「揉めないはず」と決めつけないでください。

安さで選ぶ前に聞きたいのは、対応できなくなる境目と、その場合に本人が何をする必要があるかです。自分で会社へ連絡する余力がないなら、基本契約から外れたときの引き継ぎ方法まで確認することが大切です。

弁護士型を検討したいケース:未払い請求・損害賠償・交渉が必要なとき

未払い請求をする人が確認する項目

給与の支払予定を聞くことと、支払義務や金額を争って回収することは別です。明細、勤務記録、入金履歴、会社の説明を用意し、何の支払いが問題かを示します。

退職110番は金銭回収20%、審判25%、裁判30%(各税別)、審判・裁判の期日ごと2万円(税別)を案内しています。ガイアには未払い給与・残業代請求の成功報酬20〜30%の案内があります。算定対象、基本費用との関係、実費は個別に確認してください。

回収額が未確定なのに、費用を払えば利益になると結論を出さないようにします。弁護士への相談では、退職通知だけ先に進めるか、請求を同時に受任するかを分けて検討できます。

損害賠償と言われたときの対応

会社から請求や脅しに近い発言があれば、日時と内容、届いた書面を残して弁護士へ相談します。「退職代行を頼んだから問題は起きない」と思って、依頼先への共有を省かないでください。

労働基準法16条は、契約不履行の違約金や賠償額をあらかじめ決めることを禁じています。一方、現実の損害について会社が主張している場合、その請求の妥当性は別に検討が必要です(同法16条)。支払いを約束したり、責任を認める書面へ署名したりする前に確認します。

弁護士型に「損害賠償対応」とあっても、会社から請求された場合の対応と、本人から慰謝料などを請求する対応が同じプランに入るかは確認してください。

会社と条件の交渉が必要な場合

退職日や有給について会社が別の条件を求めてきたら、希望を再び伝えるだけで済むかを確認します。条件の折り合いを付ける交渉が必要なら、弁護士型のどのプランで受任するかを聞いてください。金銭請求や損害賠償も絡む場合は、その内容を省略せず相談します。

会社の反論・本人への連絡に備える

会社からの回答次に確認すること
本人と直接話したい依頼先を窓口にする範囲と、本人が必要な手続
退職日を変更してほしい本人の希望と異なる条件への交渉担当
有給は認めない会社の理由を文面で残し、受任範囲を確認
貸与品を返してほしい品目・宛先・方法を整理し、返却作業を進める
未払いはないと争う金額や根拠の資料を揃え、法的請求を相談

会社から電話が来ても、出るかどうかは自分で決めてかまいません。出た場合はその場で条件へ同意せず、相手と用件を記録して依頼先へ共有します。連絡を控えるよう求めることと、連絡が来ない保証は違います。

通知前には、会社へ伝える内容を本人も確認します。本人と代行先で異なる退職日を伝えたり、会社への返答を別々に進めたりしないよう、窓口を揃えます。

契約前の判断手順

  1. 会社へまだ伝えていないだけか、既に反対・請求があるかを分ける。
  2. 通知、有給・日程交渉、金銭請求、裁判対応のうち必要な作業を選ぶ。
  3. 契約相手、実際の通知名義、反論された後の担当を確認する。
  4. 基本料金と追加業務、支払い条件、取消し・返金条件を受け取る。
  5. 退職後の書類や会社連絡の窓口を確認して依頼先を決める。

弁護士型を絞る段階なら弁護士型の料金と受任範囲、費用全体を見るなら料金ガイドへ進めます。肩書の印象で決めず、会社の反論が来た後にも必要な対応が続く契約かを確認してください。

参考にした公的情報

本記事では、制度・法令に関わる説明について以下の一次情報を参照しています。個別の判断が必要な場合は、各窓口または専門家へ確認してください。

弁護士型

退職の連絡に加え、未払い賃金の請求や損害賠償への対応を相談。依頼するプランと受任範囲を確認します。

労働組合型

組合による団体交渉を相談。加入費用と交渉担当を確認します。提携型はサービス会社と組合の役割も確認します。

民間型

退職意思の伝達を依頼。法律上の交渉が必要なら、弁護士や労働組合への相談を検討します。

掲載サービスの各運営形態は価格帯が重なっているため、料金だけでなく必要な対応範囲を比べることが大切です。報酬を得て法律事務を扱う範囲には制限があり、非弁護士による法律事務の取扱いは弁護士法で規制されています(e-Gov法令検索:弁護士法72条)。

よくある質問

Q.民間型への依頼中に弁護士へ切り替える場合、何を渡しますか?
A.契約書、支払い記録、会社へ通知した内容、会社からの回答、現在の退職予定日を渡します。旧依頼先の対応終了と新しい窓口への切替えを確認し、重複した通知を避けてください。
Q.会社が弁護士を立てたら、自分も弁護士を依頼する必要がありますか?
A.相手の要求や届いた書類を確認して相談先を決めます。相手に弁護士がいるだけで一律に決まるわけではありませんが、法的請求や回答期限がある場合は早めに弁護士へ相談してください。
Q.請求する金額が小さいと弁護士には相談できませんか?
A.金額だけで自己判断せず、相談・受任の条件と費用を聞いてください。回収見込みや費用負担によって依頼の仕方が変わるため、給与明細などの資料を用意して相談します。
Q.依頼先へ送る会社の資料は全部コピーすべきですか?
A.雇用契約、給与明細、本人の勤務記録、関連する会社の回答など、必要な資料を担当者と確認します。無関係な顧客情報や社内機密を大量に持ち出す方法は避け、共有の範囲と方法を相談してください。
Q.見積もりを取った後、自分で退職を伝えることにしてもよいですか?
A.正式依頼前なら、自分で進めると伝えて申込みを見送る選択があります。既に委任や代行の契約が成立している場合は、会社へ連絡する前に対応の停止と費用を確認し、窓口が重ならないようにしてください。

まとめ

民間型は退職の通知・連絡が中心、弁護士型は契約した範囲で交渉や法的請求を任せられます。確認料金には重なる価格帯があるため、弁護士監修の有無より、会社の反論に誰が対応する契約かで選びます。

GUIDE 01 / 仕組み・運営形態と選び方

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退職代行を検討するときの相談先

紹介する順番には、提携先(広告)を優先する場合があります。対応範囲と必要な手続きを確認して選びます。編集方針

弁護士型

フォーゲル綜合法律事務所

料金目安

22,000円〜

ライト22,000円、スタンダード25,000円、あんしんプラス55,000円(税込)。ライトは引継ぎ連絡を本人が行う。出張・裁判等は別途相談。

対応範囲
弁護士による退職通知・必要書類の請求。ライトでは会社からの連絡を60日間対応。
後払い
あり(審査あり)。2回分割も案内。
公式サイトで条件を確認 ↗料金・条件を詳しく確認

弁護士型

退職110番

料金目安

43,800円〜

基本43,800円(税込・内容証明郵便込み)。金銭回収の報酬20%、労働審判25%、裁判30%(各税別)。審判・裁判は期日ごと2万円(税別)の記載あり。

対応範囲
有給取得、未払金請求、社宅・借入金返済等の交渉。個別費用は見積もり。
後払い
公式で要確認
公式サイトで条件を確認 ↗料金・条件を詳しく確認

2026-10-09に確認した掲載データに基づきます。料金・追加費用・税の扱い・利用条件は各社で異なります。すべての相談先を見る →

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