体調不良・うつで退職したいあなたへ|限界前に選べる手順
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体調が悪くて辞めたいとき、最初の手順は?
今日は働けないという連絡と受診を先に進め、休職・有給・退職の選択は医師の意見と会社の制度を確認してから考えられます。 うつと診断されている人も、まだ病名が分からない人も、退職を決めるまで無理に出勤を続ける必要はありません。
この記事は、今日休むところから順番を決める手順に絞ります。休職と退職の制度の違いは後述の「うつ・適応障害」の記事、退職代行へ頼む準備は「体調不良・うつで退職代行を考えるとき」の記事で詳しく確認できます。
休む連絡から診断書の確認まで、今できる用件を選ぶ
- 本日勤務できないことを、会社が指定する窓口へ知らせる。
- かかりつけ医等へ相談し、症状と仕事への影響を伝える。
- 人事に休暇・休職の申請方法と診断書の要否を尋ねる。
- 返事や書類を確認できる連絡手段を決め、休養中の説明を減らす。
自分で全ての連絡をすることが難しければ、文章を一緒に作る、予約先を調べるなどの作業を家族等に頼めます。任せる際は、まだ退職の意思を通知しないなど、本人が決めていない点も知らせておきます。
医師への相談と診断書で確認したいこと
眠れない、食事を取れない、出勤の準備ができないなど、生活と仕事の両方を伝えます。「仕事を辞めたい」の一言で終えず、いつから、どんな作業が難しくなったかを話してください。原因が職場かどうかも、記事で断定せず医師へ相談します。
診断書が必要と言われた場合は、提出先、会社指定様式、必要な項目を確認して医師に伝えます。休養期間や就労についての医学的な意見と、会社の休職制度の適用は別の確認です。
働く人の不調についてはこころの耳に医療機関や相談窓口を探すための案内があります(2026年10月11日確認)。受診するほどか自分で判定し続けるより、困っている症状をそのまま伝えて構いません。
有給・欠勤・休職は、休んだ日の扱いが違う
| 休み方 | 会社へ確かめること | 手元に残すもの |
|---|---|---|
| 有給 | 残日数、申請方法、対象にする勤務日 | 申請と会社の回答 |
| 欠勤 | 連絡方法、給与への影響、必要な書類 | 欠勤日と連絡記録 |
| 休職 | 対象者、申請条件、期間、満了・復職の手続 | 規程と休職開始の通知 |
有給の制度は労基法39条が根拠ですが、自分の残日数は会社に確認します。休職できる期間や給与は勤務先の規程を読んでください。どの会社にも同じ長さの休職が保障されているわけではありません。
休む相談をした段階で、会社から退職届を渡された場合も、その場で書かなければならないと思い込まないでください。本人の希望が休養なのか退職なのかを分けて伝えます。
傷病手当金は、対象と入金時期を保険者へ確認する
協会けんぽの傷病手当金は、業務外の病気やけがで療養し、仕事ができず、連続する3日の待期後も休み、休んだ期間に給与の支払いがない(給与が手当より少なければ差額が出る)場合等の条件で支給されます。有給などで給与が出る場合の扱いも確認が必要です(協会けんぽの案内)。
ハラスメントや過労など仕事が原因と疑われる場合は、業務上の傷病に関する労災保険の相談を分けます。診断書があれば自動でどちらかの給付が決まる、というものではありません。
退職後の受給も考えている人は、加入歴と退職当日の勤務状況を退職日決定前に保険者へ確認してください。詳しい要件と申請の見方は傷病手当金の確認事項へ進めます。給付の見込みを、既に口座へ入ったお金と同じように生活費へ計上しないことも大切です。
会社連絡を減らすには、窓口と用件を絞る
休むたびに病状を説明するのがつらいなら、次の用件を人事等の一人の担当にまとめてもらえるか相談します。
- 今すぐ確認が要るもの:欠勤の扱い、提出期限のある診断書。
- 次の受診後に返せるもの:休養期間の見通し、勤務上の配慮。
- 療養中は控えてほしいもの:同僚への詳しい説明、個別の近況報告。
窓口を決めても連絡が続く場合は、その担当者へ共有します。返信が難しくなったときに、どの用件だけ家族等に補助してもらうかも決めておくと、全ての説明を自分で抱えずに済みます。
相談先の探し方と、退職前の判断軸
医師には休養や働ける条件を、人事には制度を、保険者には給付を尋ねます。仕事や生活への不安はこころの耳の相談窓口へ話すこともできます。窓口ごとに相談する内容を一行書いておくと、同じ説明を減らせます。
退職を決める前には、今の職場に戻る条件が考えられるか、連絡そのものが療養の負担になっているか、生活費をどう確保するかを見ます。決められないときは、まず休養しながら確認できる項目だけ残して構いません。
「死にたい」「消えたい」という思いがあるときは、退職手続をいったん置いて相談員に話せます。#いのちSOSは0120-061-338(毎日24時間)、よりそいホットラインは0120-279-338(24時間)です。よりそいを福島県から利用する番号は0120-279-226、050のIP電話からは050-3655-0279で、厚生労働省「まもろうよ こころ」に案内があります(2026年10月11日確認)。自分を傷つけそうで安全を保てない場合は、一人にならず緊急の助けを求めてください。
家族・転職先へ説明する材料
家族との話では、今日決める用件と、医師の意見を聞いてから考える用件を分けます。連絡を手伝ってもらう準備は体調不良・うつで退職代行を考えるときを参照してください。
転職先への説明は、今すぐ退職の手続と一緒に完成させなくても構いません。休職と退職の違いや、働ける状態になった後の伝え方はうつ・適応障害で退職代行を使う前にで扱っています。
退職代行を使う場合の選び方と注意点
会社への退職通知を自分で行えない場合は、代行へ連絡を任せる方法があります。通知したい意思が決まっているか、会社と日付・金銭の争いがあるかを伝えて、誰が対応する契約か確認してください。
療養中は、説明を一度に聞き取れないこともあります。費用・連絡する内容・本人が決める事項を文面で受け取り、確認できた部分から返答する方法を相談してください。休職満了や退職を迫られた場合の法的な論点は体調不良退職の法律面に分けています。
参考にした公的情報
本記事では、制度・法令に関わる説明について以下の一次情報を参照しています。個別の判断が必要な場合は、各窓口または専門家へ確認してください。
- 厚生労働省:まもろうよ こころ 療養中に死にたい気持ちがあるときも利用できる24時間相談(2026年10月11日確認)。
- 厚生労働省:働く人のこころの耳 退職の判断前に、生活に出た不調を受診で相談する。
- e-Gov:労働基準法39条 療養のために有給を申請する際の制度上の確認先。
- 協会けんぽ:傷病手当金 業務外の療養、待期、給与支払と給付の条件を確認。
- 厚生労働省:こころの耳 会社への説明とは別に、不安を相談できる方法。
弁護士型
退職の連絡に加え、未払い賃金の請求や損害賠償への対応を相談。依頼するプランと受任範囲を確認します。
労働組合型
組合による団体交渉を相談。加入費用と交渉担当を確認します。提携型はサービス会社と組合の役割も確認します。
民間型
退職意思の伝達を依頼。法律上の交渉が必要なら、弁護士や労働組合への相談を検討します。
よくある質問
Q.診断書をもらうと、そのまま退職することになりますか?
Q.受診の予約が先で、今日休む説明に困っています。
Q.休んでいる間に、同僚から個別に体調を尋ねるメッセージが来ます。
まとめ
体調不良で退職を考えたら、欠勤連絡、受診、休暇や休職、収入確認を順に分けます。会社への説明を減らしながら、診断書や傷病手当金の確認先につながる方法を示します。
GUIDE 01 / 言い出せない・気持ちの整理
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