新卒ですぐ辞めたいときの考え方|短期離職前に確認すること
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新卒ですぐ辞めたいなら、何を確認する?
健康への影響、採用時に聞いた条件との違い、改善できる見込みを確認して決めます。 新卒で短期間しか働いていないという理由だけで、体調不良や危険を我慢する判断にはしないでください。
「社会人ならこのくらい普通」と言われても、比較する勤務先がないうちは判断が難しいものです。できなかった仕事を反省する前に、指示の内容、実際の時間、相談への返答を残します。睡眠や食事に支障がある場合は、仕事内容と症状の経過を医師に伝えてください。
辞めたい理由を、不慣れ・条件・体調に分ける
| 自分の言葉 | 確認したい事実 | 退職前に考えられる動き |
|---|---|---|
| 仕事についていけない | 説明された範囲と、任された範囲 | 教育担当や業務量の相談 |
| 聞いていた話と違う | 求人票・通知書と実際の勤務 | 人事へ条件の確認、労働相談 |
| 質問すると怖い | 相手の発言、日時、周囲の状況 | 別の担当や社内外の相談窓口 |
| 体が動かない | いつからどんな不調があるか | 受診、欠勤・休暇の連絡 |
改善を相談するなら、「相談する相手を決めてほしい」「実際の配属を確認したい」のように要求を具体化します。会社が変えられる条件と、仕事の前提として変わらない条件を分けると、続けるかの判断がしやすくなります。
入社直後に採用時の条件と違うことが分かった場合は、入社3日で辞めたいときの確認で通知書との照合を進めてください。
親への伝え方:許可の議論だけにせず、生活の相談にする
親に話すときは、「辞めたい」だけで終わらず、起きている事実、会社へ相談したか、退職後の住まいとお金を順に伝えます。会社への退職手続きと、家族へ支援を頼む話は分けましょう。
編集部作成の文例です。
入社後、〇〇という勤務が続いています。会社には〇〇を相談しましたが、現時点では変更の予定がありません。退職を考えていて、まず生活費と次の応募の進め方を相談したいです。会社への連絡は自分で窓口を決めます。
まだ退職を決めていなければ「休んで相談してから判断する」と伝えます。親に話せない事情があれば、総合労働相談コーナーや、就職後の定着支援も行う新卒応援ハローワーク、学校の相談先を使う方法もあります。家族が安心する説明を完成させるために、必要な受診を遅らせないでください。
会社への伝え方、退職日と出社可否
- 契約期間と退職手続きの記載を確認する。
- 自分の退職意思と希望日を、上司または人事へ文面で伝える。
- 当日休む必要があるなら、欠勤・休暇の連絡を別にする。
- 退職日が定まったら、返却物と書類の担当者を確認する。
期間の定めがない雇用では、辞職を申し入れて2週間が経過すると雇用が終わるのが民法627条の原則です。契約期間に終わりが記載されている場合は、親への説明とは別に、その書面を労働相談窓口へ持参してください。
合意を求める際の文例は、「勤務の継続が難しいため、〇月〇日での退職を希望します。以後の手続きをメールでご案内ください」です。長い謝罪文にせず、退職希望と連絡先を明確にします。
有給は会社の入社時付与があるかを確認してください。法定の付与は原則6か月継続勤務・8割以上出勤が要件のため、入社直後にはまだないことがあります(労働基準法39条)。即日で休みたい場合は、退職日とは別に勤務の扱いを相談します。
転職への影響と「新卒枠」の確認
早期退職をどう評価するかは企業で異なり、「もう就職できない」とも「全く影響しない」ともいえません。募集要項の対象者と、応募書類で求められている経歴を確認します。働いた事実を隠して未就職と申告する方法は勧めません。
新卒応援ハローワークでは、必要に応じて就職活動中の心理的な悩みを臨床心理士等に相談できます。大学等を卒業後おおむね3年以内という支援の対象と、各社の新卒採用枠は別に確認してください。
面接では、実際の勤務で分かったことと、次の職場を選ぶ基準をつなげます。たとえば「入社後、指示のない作業を一人で任され、教育担当について相談しました。次は研修中に誰へ質問できるかを伺い、働く条件を確かめたいと考えています」という形です。会社への不満を全部話すより、次に同じ行き違いを避ける準備が伝わります。文例の内容は自分の事実に合わせてください。
必要書類と、相談先を選ぶ判断軸
短期でも、給与の明細、源泉徴収票、保険の加入状況を確認します。雇用保険に入っていれば離職票の要否を伝え、健康保険を切り替えるための資格喪失の書類も確認してください。初めての退職では、どの書類を誰から受け取るかを一枚に書くと未着に気づけます。
入社直後の勤務だけを根拠に、失業給付が出る前提で生活を組まないでください。受給には被保険者期間と求職の状態などの条件があるため、厚生労働省Q&Aで資格を確認します。在学中の昼間学生のアルバイトは原則として雇用保険の適用外です(雇用保険法6条4号、同法施行規則3条の2)。学生時代のアルバイト期間をそのまま加入期間に足さず、実際の加入歴を確認してください。体調などの正当な理由で辞める場合は、特定理由離職者に当たるかも窓口に聞きます。
直接伝えることが難しいなら、新卒1年目で退職代行を使う前の準備へ。代行には「本人が連絡できない事情」と「会社と交渉したい条件」を分けて伝えます。意思の伝達のみなら民間型、退職日や休みの交渉なら労働組合型等、金銭請求への法的な反論があるなら弁護士への相談を検討します。生活の見通しは退職後の収入不安と生活費で確認できます。
参考にした公的情報
本記事では、制度・法令に関わる説明について以下の一次情報を参照しています。個別の判断が必要な場合は、各窓口または専門家へ確認してください。
- 民法627条・628条 家族への説明と別に進める会社への辞職通知。
- 労働基準法 入社直後の有給と労働条件の確認の基本。
- 厚生労働省:基本手当・再就職手当Q&A 短い加入歴で給付を見込む前に調べる条件。
- 厚生労働省:新卒応援ハローワーク 就職後の定着支援と就職活動中の心理相談。
- 厚生労働省:総合労働相談コーナー 親に話せない場合も利用を検討できる労働相談。
- 雇用保険法6条・施行規則3条の2 学生の適用除外。例外の範囲は本文の施行規則も参照。
- 雇用保険法施行規則3条の2 卒業後の継続雇用予定・休学中・定時制等の扱い。
よくある質問
Q.大学のキャリアセンターに、入社後でも相談してよいですか?
Q.親が会社へ電話すると言っています。任せた方がよいですか?
Q.入社祝い金を使ってしまいました。辞めるなら返す必要がありますか?
まとめ
新卒ですぐ辞めたいときは、仕事への不慣れ、労働条件の違い、心身の不調を分けて考えます。親の説得と会社の退職手続きは別に進め、次の応募では職歴を正確に説明します。
GUIDE 01 / 急いで辞めたい・入社直後
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